青森県南部町のビニールハウスでは、宙づりで栽培されたスイカ「南部華手毬」の収穫が行われています。

南部町にある大向嘉峰さんのハウスでは、スイカを宙づりで栽培しています。宙づりにすることで病気が見つかりやすくなるほか、スイカを支えるためにツルが太くなり、栄養がよりいきわたりやすくなって甘いスイカになるということです。

今野七海記者
「いただきます。とても甘くてシャキシャキしています。噛んだ瞬間、口いっぱいに甘い果汁が広がって、とてもみずみずしいです」

23日に収穫したスイカの糖度はモモやミカンにも並ぶ13.3度。一般的なスイカの糖度11度を2度以上超える甘さです。

2024年は8月中旬までに1200個~1500個ほどの収穫を予定していて、地域の産直施設などで販売される見込みです。

スイカの生産者 大向嘉峰さん
「このスイカの特徴でもあるのですが、皮の部分までしっかり赤いので、残さずおいしく食べられます。いちばんは均等した甘みをぜひ味わっていただければと思います」

また、2024年は初めてハート形のスイカを出荷する予定で収穫予定の20個のうち半数ほどはインターネットで販売するということです。

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