22日午後、北海道千歳市で行われていた中古車のオークション会場で、展示していた乗用車の部品が破裂する事故があり、現場にいた男性1人がけがをしました。

事故があったのは、千歳市泉沢の中古車のオークション会場で、22日午後1時前、会場の責任者から「展示車のダンパーが破裂した」と警察に通報がありました。

警察によりますと、破裂したのは国産車(2016年式)の車両後方にあるドアやハッチを支えるリアダンパーという部品で、破裂の衝撃で車体のバンパーが破損し、破片が飛び散りました。

この飛び散った破片が、近くにいた62歳の男性に当たり、男性は右腕に軽いけがをしました。

当時、車のエンジンはかかっておらず、バックドアも閉まっていて、車には誰も触っていませんでした。

破裂したリアダンパーには、腐食している部分があったということです。

また、オークション会場は屋外で、この日千歳市は正午に31.9℃まで気温が上がっていました。

こうしたことから警察は、部品の劣化や暑さが影響したことも視野に原因を調べています。

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