ラベンダーが見ごろを迎えている北海道美瑛町で観光客のマナー違反に対応するため22日から観光名所の周辺が駐車禁止となりました。
なだらかな丘陵地帯に美しい景色が広がる美瑛町。
撮影スポットとして人気なのが「セブンスターの木」です。
谷本洋記者
「牧歌的な風景が広がる中、今日から設置されたのは、駐車禁止の標識です」
美瑛町では、22日から観光名所「セブンスターの木」の周辺が駐車禁止となりました。
規制されるのは付近の町道、それぞれ500メートルの区間です。
規制の理由は観光客のマナー違反にあります。
警備員
「はい曲がります!」
観光客が増えるこの時期、周辺では迷惑駐車が後を絶たず近隣の農家などから苦情が寄せられていました。
近隣の住民
「夕日が見えるときは、その辺までずっと(駐車している)」
美瑛町 商工観光交流課 成瀬弘記課長補佐
「生活道路として利用していた方々から『危険がある』とか『通行に支障がある』とご意見をいただいていましたので、昨年あたりから(警察に)要望を出していた」
地元住民の要望を受け、美瑛町ではオーバーツーリズムの対策として22日から1か月間、駐車禁止の規制を行い、効果を検証するとしています。
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。