阪急電鉄は21日の運行から、京都線(大阪梅田―京都河原町)で有料座席指定サービス「PRiVACE(プライベース)」を開始した。特急や準特急などの1両を指定席車両とし、ゆったりとした座席で快適性が向上した。乗車区間の運賃に500円の追加料金が必要。阪急初の座席指定サービスで、新型車両「2300系」などで運行する。  阪急によると、座席は同社の車両で使用されている特徴的な緑色で、座面の幅や足元のスペースを広く確保。座席間の仕切りなどでプライベートな空間を演出した。21日早朝、大阪梅田駅で開かれた出発式には多くの鉄道ファンが駆け付け、車両に乗り込んだ。


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