大分市内の焼肉店でO157による食中毒が発生したとして、大分市保健所は店を2日間の営業停止処分としました。

食中毒が発生したのは大分市小池原の「高級焼肉大将軍小池原店」です。

大分市保健所によりますと7月6日から10日にかけて店を利用した3グループ6人のうち3人に腹痛や血便、発熱などの症状がみられました。このうち医療機関を受診し入院した10代と20代の患者2人の便から、腸管出血性大腸菌O157が検出されました。

大分市保健所は食中毒と断定し、食品衛生法に基づき、店を20日まで2日間の営業停止処分としました。患者は全員、快方に向かっているということです。

店で提供されたのは、焼肉、ローストビーフ寿司、ローストビーフユッケ、キムチ、サラダなどです。

大分市保健所では食中毒の防止に向けて、食肉の十分な加熱や調理器具の消毒などを呼びかけています。

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