2023年の猛暑を受けて、青森県青森市は市内全ての公立の小中学校で職員が業務を行う部屋へのエアコンの取り付けを完了し、19日は西秀記市長が確認に訪れました。

西市長は青森市の浦町中学校を訪れて新しくエアコンが取り付けられた職員室などを見て回りました。

青森市 西秀記市長
「涼しくなっていいですね」

市内の公立小中学校では子どもたちが学ぶ教室にエアコンがありますが、職員が業務を行う部屋には取り付けられていませんでした。

こうした中、去年は猛暑に見舞われ、学校によっては職員が小型の扇風機を使ったり、衣服を工夫したりして、厳しい暑さをしのいでいました。

青森市 西秀記市長
「子どもたちが夏休みの時も先生方は学校にやってきて、仕事をしている訳ですのでその中で快適な環境を提供できるというのは本当にやる気につながると思っておりましてより良い仕事をしてもらえると思っています。昨年度の夏は本当に暑くて頭が働かないな作業が進まないなということがあったのですが、今年からエアコンが入り、快適な環境で仕事ができて本当にありがたく思っています」

青森市は約2億円を確保し、6月までに市内全ての公立小中学校61校に合わせて300台のエアコンの取り付けを終え、職員たちが働きやすい環境を整えたということです。

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