8月6日の「原爆の日」まで残り3週間を切りました。平和公園では17日から平和記念式典の会場の準備が始まっています。
坂本可織記者
「広島市中区の平和公園です。たった今こちらの芝生エリアでテントの立ち上げ作業が始まりました」
8月6日に行われる平和記念式典を前に、原爆慰霊碑前の中央参道を通行止めにして、作業員が参列者用の大型テントを設置するなど会場の準備が進められています。
7月30日までに合唱団用のテントを含む、合わせて63梁が設置されるということです。
広島市民
「全世界に広島の平和を発信できたらいいなといろんな国が来ることで。8月6日は晴れることが多いし今年も暑くなるのではと思いますね」
広島市によりますと、ことしの式典では約7000席が設置され、熱中症対策として去年に引き続きテント内にミスト装置が設置されます。また、新たに中央参道にも日よけの幕が設けられるほか北東側のテントには遮光幕が張られるということです。
広島市 市民活動推進課 片桐清志課長
「市民の方には体調に気を付けてもらうとともに水分補給など個別にも熱中症対策をやっていただきたい」
ことしの平和記念式典では海外から過去最多の115か国(※7月9日時点)とEU代表部幹部が参列する予定です。
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