7月17日(水)の近畿地方は、引き続き変わりやすい天気になるでしょう。日本三大祭りのひとつ、祇園祭の前祭・山鉾巡行が行われる京都も、午前を中心に雨の時間があるでしょう。

 梅雨前線は日本海に大きく離れる見込みです。ただ、前線に向かって流れ込む湿った空気の通り道にあたる近畿地方は、大気の不安定な状態が続く見込みです。気圧の谷の影響もあり、北部や中部の一部では明け方から朝の時間に雨が降るでしょう。日中も山沿いの地域を中心に、にわか雨や雷雨となり、一部市街地にも雨雲や雷雲が流れ込む可能性があります。空模様の変化にはお気を付けください。

 朝の最低気温は25℃前後、日中の最高気温は30~33℃くらいの所が多く、いずれもこの時期らしい気温になりそうです。蒸し暑さが続くため、山鉾巡行の見物など長時間外で過ごされる方は特に熱中症対策をしっかりと行ってください。

 18日(木)以降は中部や南部を中心に晴れ間の出る日が多く、早ければ近畿地方も木曜に「梅雨明け」の発表があるかもしれません。ただ、天気の急変には、まだしばらく注意が必要です。

 週末以降は夏の太平洋高気圧に覆われてしっかりと晴れてくるでしょう。この先は、梅雨明けとともに、猛暑が待っています。今のうちに本格的な真夏の暑さへの備えを万全にしておきましょう。

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