夏の高校野球福島県大会、16日は、15日に雨のため順延となった、1回戦8試合が行われました。

福島市の県営あづま球場の第1試合では、喜多方と須賀川創英館が対戦。試合は初回、喜多方が2アウト満塁と先制のチャンスを作りますが、得点には結びつきません。その後、両チームともに粘り強い守備が光り、6回までスコアボードに0が並ぶ展開となります。

試合が動いたのは7回、須賀川創英館は、1アウト満塁のチャンスで3番吉田。サードへの内野安打で待望の先制点!その後も得点を重ねた須賀川創英館が、3対0で喜多方に勝って、2回戦進出を決めました。

須賀川創英館・八束海人主将「苦しい展開が続いて焦った気持ちもあったが、いままで自分がやってきたことを信じて、チームが一つになって戦えたのがきょうのよかったところ」

第2試合 福島成蹊VS勿来工業

第2試合では、福島成蹊と勿来工業が対戦。2回に1点を先制した福島成蹊は、3回、2アウトから5番高木がタイムリーヒットを放つと、さらに満塁で7番國分。

レフト前へのタイムリーヒットで、この回、福島成蹊は3点を追加します。攻めあぐねていた勿来工業でしたが、最終回、ヒットで1アウト2塁1塁とチャンスを広げると、打席には代打のキャプテン・松崎。ダブルプレーで試合終了かと思われましたが、送球をそらした間にセカンドランナーがホームイン。意地を見せます。

しかし、勿来工業はあと1本が出ず、試合は、5対1で福島成蹊が勝利しました。

そのほかの球場の結果

安達・本宮の連合チームは、4対2で葵を破りました。そして只見、二本松実業が2回戦進出です。

福島工業と安積黎明の一戦は延長の末、福島工業が勝利。そして、福島明成といわき光洋がそれぞれ勝利を収めました。

17日は、ベスト16をかけて2回戦8試合が行われる予定です。第1シード・聖光学院と3年前の優勝校・日大東北の一戦。そして、第2シードの学法石川も初戦を迎え、注目カードが盛りだくさんです。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。