広島市西区の路上で5月、男性の頭を鉄パイプで殴るなどしたうえ、貴金属を奪い取った罪で3人の外国人が起訴されている事件で、警察は16日、新たに広島市安佐北区に住む中国籍の無職の男(19)を傷害と強盗の疑いで逮捕しました。

警察によりますと、男は、すでに傷害と強盗の罪で起訴されている外国籍の男3人らと共謀して、5月25日午後9時25分ごろ、広島市西区庚午中の路上で外国人の男性(46)の頭を鉄パイプで殴るなどして大けがをさせたうえ、時価300万円相当のブレスレットを奪い取った疑いが持たれています。

警察は捜査に支障があるとして、男の認否について明らかにしていません。

男らは複数台の車で、被害者が運転する車を取り囲んで停車させ車外で暴行などを加えたとみられ、今回逮捕された男は、取り囲んだうちの1台を運転していたとみられています。

警察は、被害者と容疑者らの間に何らかのトラブルがあり、3人のほかにも事件に関わっている人物がいるとみて捜査をしています。また、事件に暴力団や匿名・流動型犯罪グループが関係している可能性もあるとみて詳しく調べています。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。