アパートの部屋の購入契約をめぐり認知症の高齢女性をだましたとして逮捕された男らが、別の認知症の女性にもアパートを購入させたとして再逮捕されました。
再逮捕されたのは、毒島司容疑者(35)ら3人で、おととし6月、神奈川県の認知症の女性にアパートの一室を購入する契約を結ばせ、現金1400万円をだまし取った疑いがもたれています。
警視庁によりますと、3人は“アポ電”で相手が認知症の疑いがあると認識したうえで自宅を訪問していて、およそ340万円で購入したアパートの一室を4倍以上の価格で販売していたということです。
警視庁は、毒島容疑者らが「N-Nine」などと名乗って不正な不動産販売を続け、これまでに総額およそ1億3000万円をだまし取ったとみて調べています。
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