夏休みを前に熊本県益城町の小学校では特別な水泳教室が開かれました。

益城町にある津森小学校のプールでは、水着ではなく長袖長ズボン姿で着衣泳(ちゃくいえい)が行われました。

これは熊本YMCAが水の事故を防ごうと全校児童を対象に毎年、開いているものです。

津森小学校では75年前、修学旅行中の児童たちを乗せた遊覧船が日奈久沖で転覆し、あわせて24人が亡くなりました。

その教訓を生かそうと、児童たちは服を着ていても浮いて救助を待つことができるように訓練を行いました。

児童(4年生)「これはプールだけど、川の流れとかあるから、浮いてる時間は川になると短くなるのかなと思いました」

児童(3年生)「浮くのが難しかった。子どもだけで危ないところに行かないようにしたいです」

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