下関地方気象台は16日午前5時32分、大雨と落雷及び突風に関する山口県気象情報を発表しました。山口県では、16日夕方にかけて土砂災害に注意・警戒を、低い土地の浸水、河川の増水、落雷や竜巻などの激しい突風に注意を呼びかけています。

発表内容は以下のとおり。

梅雨前線が華中から対馬海峡にのびており、16日夜には朝鮮半島まで北
上する見込みです。前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込むため、九州
北部地方は大気の状態が非常に不安定となっています。

このため山口県では、16日昼過ぎから夕方にかけて局地的に雷を伴った
激しい雨が降り、大雨となるおそれがあります。これまでの大雨で地盤が緩
んでいる所があり、雨雲が現在の予想以上に発達した場合は警報級の大雨と
なるおそれがあります。
また、16日夜遅くにかけて、落雷や竜巻などの激しい突風が発生するお
それもあります。

[雨の実況]
降り始め(10日08時)から16日05時までの降水量(アメダスによる
速報値)
  下関市竹崎 292.5ミリ
  岩国市広瀬 279.0ミリ
  周南市和田 279.0ミリ

[雨の予想]
16日に予想される1時間降水量は多い所で、
  西部 30ミリ
  中部 30ミリ
  東部 30ミリ
  北部 30ミリ
16日6時から17日6時までに予想される24時間降水量は多い所で、
  西部 80ミリ
  中部 80ミリ
  東部 80ミリ
  北部 80ミリ

[防災事項]
 土砂災害に注意・警戒し、低い土地の浸水、河川の増水、落雷や竜巻など
の激しい突風に注意してください。発達した積乱雲の近づく兆しがある場合
には、建物内に移動するなど、安全確保に努めてください。

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