続いて、夏の甲子園出場をかけて、熱戦が続く高校野球・県大会です。12日は第1シードの神村学園に、鹿児島商業が挑みました。

大会7日目。第1シード・神村学園と、1回戦をコールドゲームで勝ち上がってきた鹿児島商業が対戦。

1回表、鹿児島商業は立ち上がりから制球が定まらない上川床のボールを見極め、走者をためると神村のパスボールで先制。

しかし、そのウラ、神村はヒットなどで1アウト1、2塁とし4番・正林。タイムリーヒットで追いつくと満塁の場面で…。6番・川上床が押し出しのフォアボールで、すぐさま逆転します。

神村は2回ウラ、1アウト2、3塁の場面で3番・今岡。センター前に2点タイムリーを放つと一気に6対1と、鹿児島商業を突き放します。

鹿児島商業は7回表。2アウト満塁のチャンスに、7番・中村海翔の打球は守備の間に上がったボールが落ち2点を返します。

しかし、反撃もここまで。神村が8ー3で、3回戦進出を決めました。

(鹿児島商業 坂口隼也主将)「2年半、応援と送迎ありがとうございました」「最後の夏、自分たちの野球が最後までできてよかった。来年後輩たちには甲子園に行ってもらって自分たちを連れて行ってもらいたい」

12日の結果は、平和リース球場では鶴丸、れいめい、鹿児島工業が勝ち、市民球場では神村、鹿屋工業、国分中央が勝ち、3回戦進出です。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。