高知県須崎市の福祉事務所の窓口業務で、市民の個人情報が漏えいしたことが分かりました。訪れた市民にメモとして渡した用紙には障害福祉関係の別の市民の氏名などが記載されていたということです。

須崎市によりますと今月4日、市民が福祉事務所の窓口を訪れた際、応対した職員が備え付けのメモ用紙より大きな紙で説明しようと、自分の席にあった用紙を裏面を十分に確認することなく渡しました。用紙は福祉医療申請の案内文書で、裏面には別の市民の氏名と書類の送付先である親族の住所、氏名が記載されていました。

福祉事務所はその後、用紙を回収すると共に、個人情報が漏えいした市民と親族に対し、説明と謝罪を行ったということです。須崎市は再発防止策として個人情報が記載された用紙の管理・徹底を図るとしています。

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