福島県南相馬市の住宅で、リフォーム代をだまし取ろうとした疑いで逮捕された埼玉県の男は、少なくとも3軒以上の住宅で屋根の工事を行い、高額な修理代を請求していたと見られることが分かりました。

詐欺未遂の疑いで逮捕された埼玉県の会社役員・水瀬泉こと田島拓巳容疑者は、今年5月、南相馬市の住宅を訪れ、「屋根を修理したほうがいい」などとうそを言い、住民からリフォーム代147万円あまりをだまし取ろうとした疑いが持たれています。

その後の警察への取材で、田島容疑者は、南相馬市などの少なくとも3軒以上の住宅で屋根の修理を行い、このうち、南相馬市の住宅では、修理代3万円程度が相場の工事で50万円を請求していたと見られることが分かりました。

捜査関係者によりますと、田島容疑者は、自身が住宅を訪問し、契約を結んだあと、共犯者に工事をさせていたということです。田島容疑者は、容疑を否認していて、警察は詐欺容疑についても捜査を進めています。

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