兵庫県知事のパワハラなどの疑惑を告発した県の元幹部職員が死亡したことをめぐり、副知事が県政停滞の責任を取るなどとして辞職する考えを明らかにしました。

兵庫県では今年3月、元幹部の男性職員(60)が斎藤元彦知事のパワハラなどを内部告発しましたが、県は「核心的な部分は事実でない」として、元幹部を停職3か月の懲戒処分としました。

しかし、その後、百条委員会が設置され、今月19日には元幹部職員が出席予定でしたが、今月7日に死亡。この事態を受け、県職員の労働組合はおととい、片山安孝副知事(64)を通じ、知事に辞職を申し入れていました。

片山安孝 副知事
「県政の停滞に誰かが責任をとらなくてはいけないという思いが強くなった」

一方、斎藤知事はこれまで、辞職しない意向を示しています。

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