初夏から秋にかけて収穫される、「夏秋(かしゅう)イチゴ」の栽培が盛んな長野県安曇野市で、新たな品種が誕生しました。


鮮やかで、つややかなイチゴ!

新品種は「あまあづみ」と名付けられました。


全国から寄せられた1,200件以上の応募の中から採用されたのは、穂高西(ほたかにし)小学校4年の原優真(はら・ゆうま)さんが考えた名前です。

イチゴ農家の堀井勇司(ほりい・ゆうじ)さんが10年近くかけて開発したという「あまあづみ」。

酸味が強い既存の夏秋イチゴと比べ、糖度が高く、香りがよいのが特徴です。

安曇野市は国内有数の夏秋イチゴの産地。

豊富な湧き水や冷涼な気候が栽培に適しているといい、産地名が入った品種は「あまあづみ」が初めてです。

まあづみを開発 堀井勇司さん:

「(名前は)食べて一言目で甘いって言ってもらって、安曇野で育ったイチゴというのがよく特徴をとらえていると思っています。安曇野ブランドを代表するような品種になると思いますので、この名前でもっとたくさん作っていけたらと思っています」


市内の菓子店では11日から「あまあづみフェア」を開催。

農家の直営店やカフェなどでも随時、あまあづみを使ったメニューを提供するということです。

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