今月上旬、札幌市南区に住む69歳の母親の背中を蹴るなどしてけがをさせたとして、40歳の男が逮捕されました。

傷害の疑いで逮捕されたのは、札幌市西区発寒15条1丁目に住む40歳の自称会社員の男です。

男は7月6日から8日までのいずれかの日の午前8時ごろから午後2時ごろまでの間、札幌市南区の母親宅で、母親に対し背中を蹴ったり、缶ビールなど投げつけたりして、けがをさせた疑いが持たれています。

母親は、軽いけがをしました。

警察によりますと、事件の直前、電話で母親と口論となった男が、母親宅にやって来て犯行に及んだということです。

当時、現場には2人しかおらず、数日後、母親が警察に相談したことで事件が発覚しました。

取り調べに対し、40歳の自称会社員の男は「母の背中を足蹴りした。物も投げたが、それは母親に当たっていない」などと話し、容疑を一部否認しています。

警察が母親から聴き取った話によりますと、男は普段から「ぶっ殺す」などの暴言を吐いていたということです。

また母親の体には、今回の事件でできた傷のほかにあざが複数あるということで、警察は男が日常的に母親に暴力を振るっていなかったかなど、事件の経緯を調べています。

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