九州内でもトップクラスの清流を誇る、大分県佐伯市の番匠川水系で受け継がれている伝統漁法、「アユのちょんがけ漁」を11日、地元の小学生が体験しました。

番匠川漁協では地元の小中学生を対象にアユのちょんがけ漁の体験学習を実施しています。上野小学校と切畑小学校の児童30人が、11日漁協の敷地内にある体験施設を訪れ、伝統の漁法に挑戦しました。

ちょんがけ漁は竿の先端についた釣り針に魚をかけるもので、アユの素早い動きにタイミングをあわせるのがポイントです。子どもたちは魚の動きを予測しながら釣り針の位置を定め素早く竿を引いていました。

体長およそ20センチに成長した旬のアユは塩焼きにして子どもたちがおいしそうに味わっていました。

(児童)「真ん中辺は苦かったけど身はおいしかった」「アユが速くてかけるのが難しかった」「かけたらブルブルしておもしろかった」「27匹取れてうれしかった」

佐伯市弥生のアユのちょんがけ体験施設は7月21日にオープンします。番匠川漁協に事前に連絡し予約が必要です。

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