東京オリンピック・パラリンピックをめぐる談合事件で、東京地裁は先ほど、広告大手「博報堂」に罰金2億円、グループ会社の前社長に懲役1年6か月、執行猶予3年の有罪判決を言い渡しました。

「博報堂」とグループ会社の前社長・横溝健一郎被告(57)は、電通など他の5社とオリンピック組織委員会の元次長らとともに、テスト大会と本大会の会場運営をめぐる2018年の入札で談合を行った罪に問われています。

検察側は、「取引規模や社会的影響、国内外に与えた失望感を考慮すると重大で悪質な事案だ」として、博報堂に罰金2億円、横溝被告に懲役1年6か月を求刑していました。

東京オリンピック・パラリンピックをめぐる談合事件で企業側に判決が言い渡されたのは初めてです。

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