南海によりますと、午前10時すぎに大阪府忠岡町東の泉大津駅と忠岡駅の間で、なんば行きの急行列車とトラックが、踏切の中で衝突する事故があったということです。

この事故により、トラック運転手、乗客乗員とも、けが人はいないということです。現場にトラックが残っていて、車両も残っています。

南海線、空港線、特急列車のサザン、ラピートが運転を見合わせています。


◆電車内にいる人「車窓にトラックが現れた」

衝突した電車内に残されている人によりますと、「時間は午前10時5分ごろ、電車が減速したと思ったら大きな衝撃音がして、進行方向の右側の車窓にトラックが現れた。車両と何度も擦って、電車は停止した」ということです。

列車内の様子を撮った映像からは、車窓からトラックが見えていて、列車とトラックが、踏切の中で並行するような形で止まっていることがわります。

警察は、西から東に向かっていた4トントラックが、何らかの理由で踏切内で立ち往生したとみて、事故の状況を詳しく調べています。


◆南海の運転見合わせ区間

南海は一時、なんばー和歌山市泉佐野ー関西空港で運転を見合わせていました。

11時10分現在、見合わせ区間は、泉大津ー貝塚、泉佐野ー関西空港の間となっています。

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