海上自衛隊佐世保地方総監部は11日、サイクリングシューズを盗みリサイクルショップに売った隊員ら2人に対する停職の懲戒処分を発表しました。

処分を受けたのは海上自衛隊佐世保地方総監部佐世保警備隊に所属する21歳の海士長と20歳代の海士長の2人です。

21歳の海士長はことし3月13日午後5時頃、自分が住む佐世保市内のアパートの共用下駄箱から《サイクリングシューズ1足》を盗みリサイクルショップに売っていたということで、11日付で停職15日の懲戒処分を受けました。

シューズを盗まれた被害者の知人が、リサイクルショップで売られているのを偶然発見したことから発覚し、21歳の海士長は「売ればお金になるのではないかと思った」と話しているということです。

また20歳代の海士長はことし6月26日午前2時頃、佐世保駅から自分が泊まる宿泊施設までの間に自転車を盗んだということで11日付で停職10日の懲戒処分を受けました。

海士長は「歩き疲れたので無施錠の自転車を借用した」と話しているということです。

どちらも被害者に盗んだものを返却しており、逮捕はされていないということです。

佐世保警備隊司令森山進1等海佐は「服務事案の防止に取り組んでいる中で隊員がこのような事案を起こしたことを大変申し訳なく思っている。防止教育の徹底を行い隊員の規律の維持及び同種事案の再発防止に努める」とコメントしています」

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