特定利用港湾に指定された香川県の高松港について、年内の利用計画が国から示されました。自衛隊による特別な訓練の予定はいまのところないとしています。

香川県によりますと、防衛省や自衛隊、県の担当者らが出席した意見交換会がおととい(9日)開かれ、高松港の年内の利用計画が初めて示されたということです。

特定利用港湾は平時から自衛隊や海上保安庁が円滑に利用できるよう政府が指定するものです。県の発表によりますと、計画では県が主催して毎年実施するテロ対策訓練以外は広報での利用予定しかなく、自衛隊による特別な訓練はいまのところないとしています。

今月は護衛艦や巡視艇が入港する、自衛隊と海上保安庁による一般公開が3件予定されており、今後、新たな利用予定が生じた場合は、県に連絡があるということです。

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