三重県の国立病院機構鈴鹿病院で、複数の医師や看護師らから患者に対し虐待が疑われる事案が相次いでいたことが分かりました。

三重県などによりますと、ことし5月に鈴鹿市の国立病院機構鈴鹿病院で、医師や看護師らから障害のある患者に対し、暴言やネグレクトなどの虐待と疑われる行為が行われているという匿名の通報が、県内の自治体に寄せられました。

現在、三重県は医師や看護師らから聞き取り調査を行っているということです。

鈴鹿病院の元職員はCBCテレビの取材に対し、このような発言があったと証言しました。

(鈴鹿病院の元職員)
「『おい、お前』とか『ダンゴムシみたいやな』とか、そういうひどい言葉をかけているというのは、何回か耳にしたことはある」

鈴鹿病院は、重症心身障害や国指定の難病「筋ジストロフィー」の専門医療を担っています。

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