千葉県船橋市で当時0歳の長男に暴行を加え、死亡させたとして26歳の母親が逮捕された事件で、長男が生後5日後からおよそ7か月間にわたり、児童相談所に一時保護されていたことがわかりました。

無職の野中千宙容疑者(26)は去年3月から7月の間に、船橋市の自宅などで長男の千巴弥ちゃん(生後11か月)を床に投げつけるなどの暴行を加え、死亡させた疑いがもたれています。

その後の児童相談所への取材で、野中容疑者が去年8月、妊婦健診を受けないまま出産したため、ネグレクトの可能性があるとして、千葉市の児童相談所が、千巴弥ちゃんを生後5日後からおよそ7か月間にわたり、一時保護していたことがわかりました。

児童相談所はその後、養育環境に問題はないと判断し、千巴弥ちゃんを家に帰し、在宅での継続指導に切り替えていました。

児童相談所はそれから家庭訪問を4回行ったということですが、「身体的虐待は確認できなかった」としています。

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