地域の農業を学ぶ体験です。
岩手県滝沢市の中学生が地元の農家を訪れ、野菜の収穫体験などを行いました。

この農業体験は滝沢市と市内の農家で構成する団体が、地元中学生のキャリア教育の一環として行っているもので、9日は滝沢中学校の2年生172人が、農園や酪農などを営む滝沢市内12の地元農家を訪れました。
このうち駿河慎吾さんが代表を務める長松農園では、生徒15人がミニトマトの栽培を体験。


育苗ポットで育てられたミニトマトの苗350本を、ぬかるんだ足元に注意しながら丁寧に植えていました。

(参加した生徒は)
「きょうやってみてすごい楽しかったです。この作業を農家の人がひとりでやってると思うと、座ったり立ったりの繰り返しで農家の人って大変だなって実感しました」



苗を植えたあとは、ミニトマトの収穫体験です。
生徒たちは、真っ赤に色付いたものや、赤くなり始めたものなどを選びながら収穫しました。

(駿河慎吾さん)
「スーパーに並んでる野菜の背景みたいなものを直接知ってもらえるといいと思うし、目覚めて農家なりたい、農業に携わりたいと思ってもらえるとすごく嬉しいなと思う」


生徒たちは収穫したミニトマトを実際に食べたあと、赤く熟したミニトマトを選んでパックに詰める作業を行いました。

生徒たちは、農業体験を通して美味しいミニトマトの栽培方法や出荷するまでの流れを学び、地域の農業に理解を深めていました。

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