山梨県は9日、県内の養殖業者でコイヘルペスウイルス(KHV)病の感染が確認された発表しました。

山梨県庁

山梨県によりますと県内にある養殖業者が錦鯉を輸出するため、衛生証明書の発行用の定期検査を依頼したところ、7月3日にコイヘルペスの陽性が確認されました。

その後、県から国立研究開発法人 水産研究・教育機構水産技術研究所に確定診断を依頼し、9日陽性が確定しました。

県はこの養殖業者に対し陽性が確認されたコイと同じ施設のコイの移動制限や陽性が確認された池や同一水系の池のコイを処分することなど、まん延防止措置命令を出しました。

コイヘルペスはマゴイ、ニシキゴイに特有の病気でコイ以外の魚には感染しません。また感染したコイに触れたり食べたりしても人体への影響はありません。

県内でコイヘルペスが確認されるのは2020年以来4年振り、36例目だということです。

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