能登半島地震の被災地復興支援の取り組みです。
盛岡市の団体が能登半島地震の被災地で回収し、手入れを行った石川県の伝統工芸「輪島塗」の漆器が9日販売されました。
盛岡市の「りあすぱーく」で「輪島塗」の漆器の販売を始めたのは、盛岡市の復興支援団体SAVE IWATEです。
SAVE IWATEは能登半島地震で被害を受けた石川県珠洲市を中心に、これまでに7回炊き出し支援などを行ってきました。
その活動の中で、地震の被害を受けた民家などで国の重要無形文化財「輪島塗」の漆器が廃棄されるのを知り、復興支援として活用するために、珠洲市や輪島市の30世帯から、およそ500人分のお膳と器を無償で譲り受けて、販売することを決めました。
9日は丁寧に手入れされた「輪島塗」の漆器が並び、午前10時半の販売開始とともに多くの人が訪れ、買い求めていました。
この販売は在庫がある限り行われる予定で、売り上げは全て被災地に送られます。
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