来年の春に卒業予定の高校生を対象とした合同企業説明会が開かれました。
売り手市場が続く中、企業側も人材獲得に力を入れています。

新潟市中央区で開かれた合同企業説明会。
新潟市内の150社が参加し、来年2025年の春に卒業を予定する県内の高校生887人が、それぞれの企業のブースで説明を聞いていました。

参加した高校生
「一つ一つの企業の内容がすごくて、どこに行こうか悩んじゃいます」
「今まで(就職は)遠い未来だと思っていたのが今、選ぶ側になって、結構悩んでいます」
「自分が就いた職が“天職”だと思えるようにしたい」

主催したハローワーク新潟によりますと、就職を希望する新潟県内の高校生は今年、10年ぶりに増加。一方、昨年度の1人あたりの求人数を示す求人倍率は4.45倍と過去最高となり、今年も求人数が求職者を大幅に上回る“超売り手市場”が予想されています。

バス会社はバスの座席をブースに用意したり、工事業者は生徒に壁塗りの仕事体験をしてもらったりと、人材を確保したい企業側はあの手この手で熱心にアピールしていました。

参加企業
「大学生と違って、高校生の合同説明会は新潟ではないので、1年に1回、新潟エリアでは一番大事なので非常に力を入れています」

ハローワーク新潟 職業相談担当 坂田有輝さん
「自分が知らなかった、これまで聞いたことがなかった企業もあると思うので、幅広く、いろいろな会社の話を聞いてもらいたいと思う」

高校卒業予定者の採用選考は9月中旬に始まります。

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