9日の福島県内は、大気が不安定な状態が続き、広い範囲で雨が降りました。気象台では、これまでの雨で、会津を中心に土砂災害などに警戒するよう呼びかけています。

阿部正輝記者「午前10時過ぎの猪苗代町です。空は厚い雲に覆われ、徐々に雨脚が強まってきました」

9日の県内は、低気圧や前線の影響で大気が不安定な状態が続き、広い範囲で雨が降りました。午後4時までの48時間の降水量は、喜多方で71.5ミリ、只見で59.5ミリなどとなっています。

この雨の影響で、喜多方市山都町では、8日午後、山の斜面を流れる沢の土砂が崩れ、農業用の水路に長さ20メートルにわたって流れ込みました。

10日午後6時までの24時間に予想される雨の量は、多いところで60ミリとなっています。

気象台は、大気が不安定な状態が続くことから、会津を中心に土砂災害や低い土地の浸水、そして河川の増水に警戒するよう呼びかけています。

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