旧優生保護法は憲法違反とした最高裁判決を受け、岸田総理は、来週17日に原告らと面会すると明らかにしました。面会には、仙台の原告も参加する予定だということです。

旧優生保護法をめぐっては、最高裁大法廷が7月3日、憲法違反と判断し、国に賠償を命じる判決を言い渡しています。これを受けて岸田総理は9日、自民党の役員会で、来週17日に原告ら関係者と面会すると明らかにしました。

林芳正官房長官:
「(岸田総理は)自ら皆様の今までの辛いご経験、思いをうかがわせていただき、反省とおわびの言葉を直接お伝えしたいと」

面会には、仙台高裁で敗訴し、最高裁で破棄差し戻しとなった仙台の原告らも参加する予定だということです。政府は原告らに対する補償についても、与野党と調整して検討を急ぐ考えです。

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