涼しげな籠が夏の暮らしを彩ります。竹やアケビなど、自然の素材を編んだかごを集めた作品展が盛岡市で始まりました。

5日始まった「かごと暮らす展」は、今回初めて開催されるもので、3人の作家と2団体が一点一点手作りしたかご、およそ60点が並びました。

(shop&gallery SUNABA 齊藤克俊さん)
「これから夏に向けて手に持ちたくなるのはかごというみなさんが待ち望んでいる企画だと思います」「それぞれ作風が違いますのでじっくり見て頂いて技術のすばらしさ かわいさを見ていただきたい」

作品を出品する西和賀町の若畑創作館は、雪深い冬の仕事として地域で昔から行われてきたかごづくりの技術を活かして、アケビのツルでバッグを作っています。


こちらの「みだれ編み」の作品は、曲がったツルを使うことで、唯一無二の独特なデザインとなっています。
盛岡の猿橋厚子さんの作品は、県内で採取した貴重な「スズタケ」を使っていて、きれいな若竹でできた、細いヒゴで手間暇かけて作られています。

県外からは沖縄の作家の作品も届きました。

沖縄のイグサと月桃という素材で作られています。特徴はその香りです。

(shop&gallery SUNABA 齊藤克俊さん)
「こちらがイグサ」
(奥村キャスター)
「あー畳の香りで癒される」
(shop&gallery SUNABA 齊藤克俊さん)
「こちらが月桃」


(奥村キャスター)
「全然違う!甘い香りがします!」
(shop&gallery SUNABA 齊藤克俊さん)
「月の桃と書いて月桃。甘い香りがして持つだけで気持ちが良くなりますね」


(訪れた人は)
「かごが大好きなので見に来ました。素敵なかごがいっぱいあって 長持ちするし、経年劣化というか味が出てくるのがすごく好きです」

作品展は盛岡市のshop&garelly SUNABAで7月15日まで行われていて、作品は購入することもできます。

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