大手造船メーカー「日立造船」の子会社2社が船舶用エンジンなどの燃費の測定データを改ざんしていた問題で、きょう、国土交通省が工場に立ち入り調査を行いました。

きょう午前9時半ごろ、国交省が立ち入り調査を行ったのは、熊本県にある日立造船の子会社「日立造船マリンエンジン」の工場です。日立造船によりますと、エンジンを組み立てた後に行われる試運転のデータについて、実際に測定された燃料消費率とは異なる数値を記載していたということです。

また、同じくデータの改ざんを行っていた広島県にある日立造船の子会社「アイメックス」にも後日、立ち入り調査を行う方針です。

国交省は「日立造船」から報告があった不正についての事実関係を確認するということで、不正が確認された場合は「厳正に対応する」としています。

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