核兵器禁止条約が国連で採択されてから7年となる7日、長崎市で被爆者らでつくる市民団体が集会を開き、日本政府に条約への参加を訴えました。
被爆者らで組織する「核兵器禁止条約の会・長崎」は条約が採択・発効された日に毎年、集会を開いています。
条約は現在、70の国・地域が批准していますが、核保有国や日本は参加していません。
ロシアのウクライナ侵攻など核兵器使用への懸念が高まる中、集会には約100人が参加。日本政府に条約への署名・批准や核廃絶へのリーダーシップをとることを求めました。
被爆者・田中安次郎さん「被爆国・日本政府は、まず批准して、先頭になって核兵器の廃絶を訴えるのが本当ではなかろうか。核の傘なんてないですよ。」
また、少年・少女合唱団による「長崎の鐘」が披露されたほか、七夕の短冊に平和への願いを記し、飾りました。
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。