青森県八戸市にある洋菓子店では、新紙幣を4日から「おつり」に使い始めました。新紙幣を受け取った客には、サプライズでのプレゼントとなったようです。

八戸市の洋菓子店・アルパジョン下長店。4日午前中に金融機関で新紙幣に両替し、レジスターに入れました。新紙幣を手にした店員は、作業中も思わず…。

従業員のやり取り
「千円札入れます。きらきらしてる!すごい!」

アルパジョンでは、来店客へのサプライズとして県内で4日から本格的に流通が始まった新紙幣を、会計をした時の「おつり」として使い始めました。

その粋な計らいに、来店客も驚きを隠せません。

新紙幣のおつりを受け取った来店客
「緊張しますね。こんなに早くもらえるとは思いませんでした。ありがとうございます」

「いつも来ているケーキ屋さんだったので、大好きなお店で最初に新札をもらえてすごくうれしかったです」

アルパジョン下長店では、今後も可能な限り新紙幣を用意して「おつり」として使っていきたいとしています。

アルパジョン 松坂幸江さん
「お客さまを見ていると、新鮮なものや新しいものをもらったとき、うれしいじゃないですか。笑顔を見れて大変幸せな気持ちになりました」

日々使うものだからこそ、新紙幣の発行は多くの人の関心をかきたてるものとなっているようです。

新紙幣に関心が高まる一方、注意が必要なのは詐欺です。東京都内では新紙幣に便乗した詐欺被害が確認されていて、警察は「旧紙幣が使えなくなる」などと言われたら詐欺と思い注意・警戒すよう呼びかけています。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。