青森市の住宅街で3日連続で目撃されているサルについて。4日朝も小学校の敷地に姿を見せるなどして、学校は外での活動を全面的に中止する対応を取るなど影響が広がっています。

警察官の目の前で、ひょいひょいと家の塀を伝って電柱に飛び移る1匹のサル。
撮影した人は思わず…。

撮影した人は
「子どもだもんね…。迷ったんだよね。かわいそうにね」

動画が撮影された午前6時~7時にかけて、青森市筒井でサルの目撃が集中しました。このサル。電線を器用に綱渡りしたかと思えば、民家の屋根で一休みして、こちらをじろっと見るような仕草も…。

人の気配を感じる度に移動をしているようにも見えます。

中澤美寿妃記者
「筒井南小学校に現れたサルは、こちらのフェンスをつたって住宅街に逃げていきました」

小学校の校庭を囲むフェンスでは颯爽と走っています。

動画を撮影した人は
「学校のフェンスの上に座ってました。歩いているというか散歩している感じですね。1頭ですね。子ザルですね。何も食べてないような感じ。ずいぶんおなかがへこんでいた」

Q.これまで近くでサルを見たことは?
「ないです。初めて見ました」

2日から現場周辺では、同じ個体とみられるサルが午前中を中心に相次いで目撃されています。この影響で、近くの小学校では4日、外での活動を取りやめたほか、集団下校とするなど対応に終われました。

児童を迎えに来た保護者は
「早く捕まってほしい。山に帰ってほしいです。安心して外で遊べないのも(子どもが)かわいそう。早く普通の日常に戻ってほしい」

市内では、山あいも含めて今年度64件の目撃情報が寄せられていて、青森市はサルを目撃した場合は不用意に近づかないよう呼びかけています。

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