紙でできたトイレ。震災に備えた防災用品の展示会です。

 六角形の個室トイレ「ほぼ紙トイレ」。屋外にも設置できるよう耐水性のある紙でできていて、不要になれば焼却処分できるのが特徴です。能登半島地震では、長期間の断水で衛生環境が課題となり、避難所などで使うトイレが注目されています。

 (カワハラ技研・企画開発部 小野奈々子部長)「備蓄さえしておけばすぐに用が足せるので、簡単に組み立てられるものを開発いたしました」

 会場には民間企業など79団体が参加していて、自衛隊の非常食の紹介や地震の揺れの体験コーナーなどがあります。

 「震災対策技術展」は、マイドームおおさか(大阪市中央区)で7月5日午後5時まで開かれています。

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