宮城県栗原市教育委員会は4日、市立志波姫中の25メートルプールで水を31時間出しっ放しにするミスがあったと発表した。水温調節のために水を入れた教諭が止め忘れたという。損害額は推計約41万円。市教委は、故意ではないとして教諭への賠償請求は見送る一方で、処分を検討している。  市教委によると、6月28日午後2時ごろ、プールの授業前に教諭が水温上昇を防ぐために注水を開始。授業終了後も水を止めるのを忘れ、29日午後9時ごろまでに約600立方メートルの水が流出した。


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