青森県内は、6月30日の夜から津軽下北を中心に大雨となり、その後、三八上北は「暴風警報」が出されるなど荒れた天気となりました。雨・風の峠は越えましたが津軽の海上では高波に注意が必要です。

6月30日午後8時頃の青森市。降り出した雨は次第に強まり、音を立ててアスファルトに打ちつけます。

この雨で、鰺ヶ沢町では茶色く濁った川の水かさが増しました。

未明まで津軽下北を中心に降った大雨は、その後、小康状態となりましたが、朝には風が勢い強め、三八上北に一時、暴風警報が発表されました。

雨・風とも北海道付近を進んだ低気圧に伴い、気圧の傾きが大きくなったためで、八戸では午前9時半ごろに24.8mの最大瞬間風速を観測したほか、むつ市脇野沢で7月観測史上最大を観測し、三戸町では町道に木が倒れ通行できなくなる被害も発生しました。

交通機関にも影響が出ました。
JR八戸線と奥羽本線では倒木の影響で、五能線は強風の影響で合わせて上下線13本に運休や遅れが発生しました。

気象台によりますと雨・風の峠は越えましたが、津軽の海上では高波に注意が必要です。

一方で、2日の県内は高気圧に覆われるため、晴れる予報で最高気温が30度以上の真夏日となる所もある見込みです。

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