70代の男性にうその電話をかけ、現金およそ615万円をだまし取ったなどとして、23歳の女が警視庁に逮捕されました。

電子計算機使用詐欺の疑いで逮捕されたのは木村夏菜容疑者(23)で、先月28日、仲間と共謀し東京・武蔵野市の70代の男性に市役所の職員を装って「医療費の還付金を受け取れる」などとうその電話をかけ、現金およそ615万円をATMから詐欺グループが管理する銀行口座に振り込ませ、その後、別の口座に移した疑いがもたれています。

警視庁によりますと、木村容疑者はSNSで「1週間で1か月分稼げます」と書かれた“闇バイト”に応募し、特殊詐欺グループから指示を受けて、グループが管理する口座からだまし取ったカネを別の口座に振り込んだということです。

取り調べに対し木村容疑者は容疑を認めているということで、警視庁は他にも余罪があるとみて詳しく調べています。

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