「予約ですぐに埋まってしまう」という話題のセミナーが27日、福島県郡山市で開かれました。

70代女性「そろそろ歳になってきたから考えなくちゃいけないかなと思った」
70代女性「万一のことがあった場合に備えて、勉強してみようと思った」

郡山市で開かれたセミナー。参加者が書いているのは「遺言書」です。

このセミナーは、自分が亡くなったあとの「相続」を円滑にするため、問い合わせが増えているという遺言書の作り方を学んでもらおうと、福島地方法務局が開きました。

福島地方法務局 供託課・江畠茂課長「(問い合わせは)60代以上のか方がほとんど。自分の財産をどのように分配するか、適正に紙として残しておきたいのでどうしたら良いかという問い合わせが多い」

余白、ページ番号…書き方には細かいルールが

およそ40人が参加したセミナーでは、手書きで作成できる「自筆証書遺言」の書き方を司法書士が直接指導。参加した人たちは、見本を参考にしながら紙の上下左右に一定の余白を設けることや、ページ番号を記載することなど、細かいルールを確認して遺言書づくりを体験しました。

参加者「いろいろな言葉の使い方とか、書き方など、決まったものがあることは知らなかった。(セミナーの開催は)ありがたい」

福島地方法務局 供託課・江畠茂課長「セミナーは今回だけではなく、県内各地で定期的に開催を計画している。近くの法務局などで開催が決まったらぜひお越しいただければ」

福島地方法務局では、「自筆証書遺言の作り方セミナー」を各地で開いています。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。