JAXA=宇宙航空研究開発機構は、鹿児島県・種子島宇宙センターから打ち上げ予定のH3ロケット3号機について、7月1日午後0時6分42秒に打ち上げると発表しました。
当初は6月30日に打ち上げが予定されていましたが、雷や強風などが予想されるとして7月1日に延期していました。
H3は、残り2機で運用が終わるH2Aに続く日本の新しい主力ロケットです。去年3月に初号機が打ち上げられましたが、失敗し、今年2月の2号機で初めて打ち上げに成功しました。
今回の3号機には、能登半島地震などで被害状況の把握に役立てられた地球観測衛星「だいち2号」の後継機、「だいち4号」が搭載されます。
地上を観測できる範囲はだいち2号の4倍に広がり、夜間や悪天候でも地殻変動を数センチ単位で観測できることから、火山活動の把握にもつながるとしています。
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