大内希美アナウンサー「こちら山形市内のスーパーヤマザワなんですが、フルーツコーナーに旬のさくらんぼが見当たりません」
山形市のスーパーヤマザワ松見町店です。例年、この時期はさくらんぼシーズンの終盤戦で店内にはまだまだ赤い宝石が並んでいるはずですが…。
ヤマザワ生鮮商品部 青果マネジャー 江口遵さん「6月12日頃から30度を超える高温で、そこからうるみや品質劣化品が増えてしまったと生産者が話していた。そのあたりから出荷量が減っていて20日頃には、店舗での販売が終了した」
出荷量が減ったことから、ヤマザワでは店舗での販売数が全体で、例年よりも6割減少しました。
影響がでているのは店舗での販売だけではありません。
ヤマザワ生鮮商品部 青果マネジャー 江口遵さん「ギフトの方は、発送する努力はしてきたが、原料が不足してきてご返金という形で対応している」
毎年人気のさくらんぼのギフトは、注文数のおよそ3割が発送できず、返金せざるを得ない状態となっています。
担当者も連日、対応に追われていました。
ヤマザワ生鮮商品部 青果マネジャー 江口遵 さん「待ちにまっているお客様にお届けしてきたが今年は出荷量が減ってしまいお届けできなくて大変心苦しい。勤めて25年になるがこういったことはいままで起きたことはなかった本当に初めての体験で心苦しい状況です」
山形の初夏を代表する味覚さくらんぼは今年、例年にない苦境に立たされていました。
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