大分県姫島村で10期40年にわたって、村長を務めている藤本昭夫さんが、今年11月までの今期限りで勇退することを表明しました。

藤本昭夫さん(81)は1984年に前の村長の父、熊雄さんが亡くなったことを受けて村長選挙に出馬し、無投票で初当選しました。

2016年には、61年ぶりに行われた村長選挙で当選し、現在10期目の在任期間は全国の自治体で2番目の長さです。

藤本村長は26日、定例村議会の開会前に今年11月の任期満了で引退し、次の村長選挙には出馬しないことを表明しました。

高齢で体力が衰えたことと、在任40年で潮時を感じたことを引退の理由にあげています。

藤本氏は「国や県のおかげで、インフラを整備することができた。路線継承しつつ、新しい風を吹き込む人に村政を託したい」と話しています。

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