死者・行方不明者63人を出した御嶽山の噴火災害から9月で10年となるのを前に、遺族会が地元の2町村に安全対策などを求めました。

木曽町役場を26日に訪れたのは、御嶽山噴火災害の遺族などでつくる「山びこの会」のメンバーで、木曽町と王滝村にそれぞれ、要望書を手渡しました。

要望書では、木曽町側の剣ヶ峰頂上の避難施設の整備や、火山防災の知識を持った自治体職員の育成、入山者への注意喚起などを求めています。

山びこの会 シャーロック英子事務局代表:
「今回が本当に最後のお願いという気持ちで、実現することが大事なので、時間がかかると思うが皆で協力してやっていけたら」

御嶽山は7月1日に木曽町側、7月10日に王滝村側の登山道で、入山規制が解除されます。

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