25日朝、青森市の八甲田山系で80代の女性がクマに襲われ死亡しました。この時に、女性が襲われた現場で救出作業に当たったのが青森県猟友会に所属する「ハンター」です。

※25日の事案の詳細については写真リンクよりご確認いただけます。

25日の捜索に出動したハンターは「音を鳴らせばクマが離れる」というクマの習性を過信しないよう警鐘を鳴らします。

捜索に出動したハンターたち

25日の捜索に出動したのは県猟友会東青支部のハンターたちです。
秋田県鹿角市で5月に捜索隊が襲われたこともあり、当初は捜索が難航することも懸念されましたが、捜索開始からわずか1時間で救出を完了しました。

その任務に副支部長としてあたったのが、小野素志さんです。小野さんたちの依頼内容は捜索隊の警護でした―。

「クマは餌に対してしつこいので絶対に離れない」

県猟友会東青支部​ 小野素志さん
「秋田でも、そういうこと(警察官が襲われる)があったし、猟友会が持っている銃と弾は、クマ対応のものもあるので、それで追い払いをお願いしたいと(依頼があった)。クマは餌に対してしつこいので絶対に離れない。絶対にクマにそばにいるということで、そういう(捜索隊の)編成になった」

現場には「倒れている女性」と「クマ」…

捜索隊が到着すると実際に現場にはクマがいたといいます。また、女性が倒れていた周辺には「爆竹のから」や「スピーカーのようなもの」といった音の鳴るものがあったということです。

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