札幌市の保健所は、50代の男性がマダニにかまれた後、脳炎を発症したと発表しました。マダニが媒介した脳炎患者は、国内で6例目です。
札幌市保健所によりますと、マダニによる脳炎を発症したのは、市内に住む50代の男性です。
男性は5月中旬、道内で山菜採りに行った際にダニに脚をかまれ、発熱や手足のしびれが出たため、医療機関を受診しました。
医療機関から“ダニ媒介脳炎が疑われる”と連絡を受けた札幌市保健所は、北海道立衛生研究所に検査を依頼し、今月24日、陽性が判明しました。
ダニ媒介脳炎の患者は国内6例目で、男性はいまも札幌市内の医療機関に入院中です。
保健所は、草地などに入る際は肌の露出を少なくするよう呼びかけています。
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