青森市で70年以上にわたり営業してきたスーパーが、人員不足を理由に、20日に閉店しました。

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人口減少が続く中、地域のスーパーを取り巻く環境は厳しさを増しています。

70年以上愛されてきた地元スーパーの閉店 

青森市栄町に本部を置く「スーパーふじわら」です。市内にある3店舗のうち、本店を20日に閉店させました。

営業最終日の20日は、閉店セールを目当てに溢れるほどの買い物客が訪れました。

求人を出しても見つからない「働き手」 苦渋の決断

河村庸市キャスター
「レジの前には長い列ができていますが、稼働しているのは3台のうち2台だけです。閉店する理由は『人手不足』です」

人口減少の影響か―。店は求人を出していましたが、働き手は見つからず。本店を閉店させるという苦渋の決断をしました。

従業員「なくなったらさみしい…」

スーパーふじわら栄町店 工藤夕子さん
「(お客さんは)一人暮らしの人も多いから、お話するとさっぱりしたって帰って行くので、なくなったらさみしい」

多くの人が通い詰める中での閉店に、常連客はショックを隠せない様子です。

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