26日、中部電力の株主総会が開かれ、カルテル問題で課徴金の納付命令を受けたことについて、勝野哲会長が改めて謝罪です。

名古屋市東区で午前10時から開かれた中部電力の定時株主総会には株主321人が出席しました。

中部電力は、大口のガスの供給を巡って子会社とともに東邦ガスと談合を行っていたとして、ことし3月に独占禁止法違反で合わせて2600万円余りの課徴金の納付命令を受けています。

総会の冒頭、勝野哲会長が「株主の皆様からの信頼を損なうとともに、多大なご心配をおかけし、心よりお詫び申し上げます」と謝罪し「今後、二度とこのような命令などを受けないよう、コンプライアンスの徹底に努めていく」と話しました。

また総会では浜岡原子力発電所について「安全確保を大前提に、再稼働に向けて取り組んでいく」という認識が改めて示されました。

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